説教要旨

 12月8日(日)
【主日礼拝メッセージ】                                   エリヤ松田牧師

使徒の働き  1章8節

しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。

ここは、イエス様が十字架にかかられ復活してから、40日間、弟子達の前に現れて後に、天に上げられる直前に語った、大宣教命令と言われる箇所です。
ここでイエス様は、ふたつの事を語られました。『力(聖霊)を受ける』事と『証人となり
遣わす(大宣教命令)』事です。聖霊を受けるのは、証人として遣わす為でした。
しかし、そのイエス様に弟子達は、6節「今こそ、イスラエルのために国を再興してくださるのですか。」と、自分たちの望んでいる事を言いました。
イエス様は、遣わそうとしており、弟子達は、祖国を得たい…と思っていたのです。ここでビジョンの違いがあります。もし私達もこのように、神様とビジョンが違う場合は、神様のビジョンに合わせる必要があります。それが最善です。
弟子達は、遣わされるのにふさわしい者ではありませんでした。無学な力のなく弱い者達だったのです。しかし、神様はその人達を遣わす事にしたのです。聖霊を与え、神の力によって宣教の働きをなす為でした。
弟子達は、イエス様に言われた通りに、エルサレムに留まり、聖霊が与えられるまで集まって祈っていました。毎日、祈っていたのです。そして、聖霊が与えられてからは、大胆にイエス様の事を述べ伝えていったのです。聖霊の力によって変えられ、神様の力によって宣教したのでした。
祈り、神様からの指示があれば、それに従い、迫害がおきれば感謝し、喜び、また祈り…というように。
私達も神様の約束の言葉が与えられているならば、弟子達のように、祈り、神の指示に従い、神の業を見る 者でありましょう!


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