説教要旨

2015年9月20日

へブル11:8~10
8信仰によって、アブラハムは、相続財産として受け取るべき地に出て行けとの召しを受けたとき、
これに従い、どこに行くのかを知らないで、出て行きました。
9信仰によって、彼は約束された地に他国人のようにして住み、同じ約束をともに相続するイサクや
ヤコブとともに天幕生活をしました。
10彼は、堅い基礎の上に建てられた都を待ち望んでいたからです。その都を設計し建設されたのは神です。

エリヤ松田牧師

 アブラハムは信仰の父と呼ばれている。私達クリスチャンにとっても学ぶところが多い。アブラハムは
神に指示されて出て行った。アブラハムは、当時の都市メソポタミヤから安定した生活を捨てて出て
行った。そして天幕生活をしていた。そのアブラハムの基礎は神のことばであった。
参考 使徒行伝7章2節 創世記11章31-12章4節

 ある説としてアブラハムに神は何回か「示す地へ行け」と言われそれを途中で止めてハランの地に住み
ついてしまった。そして父が死んだ後、もう一度主に語られそれに従い、主の示す地へ行った、、、と言
われている。
 私達もアブラハムのように途中で止めてしまったところからもう一度従い始め、主の業を見ることがある。
信仰の父であるアブラハムは、神のことばに従うということを徹底してやった。神の示す地へ行き、イサク
を捧げるということまで。そのように、主に徹底して従ったがゆえに、神のわざを見、その信仰を通して主
が働かれ、信仰の父を呼ばれた。私達の群れにも祈り聞き従いや感謝の教えなど、主が導かれている信仰の
対応がある。
 名古屋教会の風間姉妹も、病がゆるされているが、主が導かれた信仰の対応を通して、病人とは思えない
ほど、お元気である。それは、彼女の信仰を通して主が働かれているからである。彼女は、神に語られ、
「God is working for my good」をメリーさんの羊のメロディで歌うというマーリンキャロザースさんの教え
を一日100回実践している。それと共に、病が癒されたと告白するように神に導かれ、徹底して告白している。
このことを通して、余命宣告されたにも関わらず、抗がん剤の副作用も一切なく、回復してきている。
 これは、私達に神が実践するように語っておられることに単純に従い、実践しているゆえの神のわざである。
感謝を意図的にすることを通して、主は働かれるのである。
 週末のリバイバルは日本から始まる、、、と言われているが、日本にはサタンの厚い霊的な壁がある。その
リバイバルはある種、完成形のものである。韓国において、祈りがリバイバルの原動力であったように、日本
においては祈りと共に、感謝が週末におけるリバイバルのポイントである。
 主は霊の壁を私達の益の為にゆるされているので、そのことを徹底して感謝する。その時に、日本の霊の壁
を打ち破り、週末のリバイバルがやってくるのである。それは私達の問題においても同様である。
 私達のひとつひとつの問題に対して、意識的に感謝を徹底して行くときに、その問題は主の手によって、解決
がなされるのである。それゆえ、私達も感謝を一日100回する、「God is working for my good」を100回歌う、
など主が語られている対応を徹底して行くときに、すばらしい神さまのわざがなされていくのである。その
神さまに期待しつつ、信仰の対応を徹底して神のわざをみていきましょう。