説教要旨

1月 10日
主日第二礼拝メッセージ】                        エリヤ松田牧師

マタイ4章1節~11節 
ここは、サタンが出てくる箇所です。聖書を見る時にはっきりしていることは、真の神様がいらっしゃるということです。聖霊様が内側に住んで共にいらっしゃるのですから、神様により頼み助けを求めつつ、従っていく必要があります。また、それと共にサタン=悪魔もいるのです。聖書を見ていく時、神に敵対し、神から引き離し、祝福を受けさせまいとし、究極的には滅びに至らせようと狙っているサタンがいると書いているのです。サタンの攻撃の中で最も注意しなければならないのは、惑わしです。思いの中にサタンからの思いを入れてくるのです。イエス様がサタンとやり取りしているのです。「このパンが石になるように」「身を投げてみなさい」「私を拝むなら」といって、やり取りの中で、思いに対して働きかけるのです。サタンのものを選んだら神から離れるように、神の道からそれるように働いているのです。問題は、それがサタンからのものとわからないようにやってくるのです。あたかも自分で考え、自分で実行し、これが正しいと自分の結論に至ったような形で選ばせてくるのです。私は、大学の4年間の生活は、神との交わりを強める時ですと言われ、祈り、聖書を読み、教会に・・という生活で、新しい友人ができない状態でした。卒業時、ある教授のゼミのアンケートに答えていくうちに暗くなっていき、大学生活を無駄に使って台無しにしたという思いになってしまった。が、イエスキリストの名によって、惑わしを入れてくる霊を縛ったその瞬間、神が最善をなしてくださったということがはっきりわかりました。この思いは、サタンからのものだったのです。

 大事なことは、サタンは生きて働いており、思いがサタンからのものと気づく=見分ける必要があります。その事柄が、神に近づくかどうかをチェックしてください。それと共に、私たちは弱いのです。惑わされやすい者です。惑わされないために、また、惑わしに乗ってしまったものから、元に戻るためにはどうすればよいのでしょうか・・・。それは、神に頼るのです。一番手っとり早い方法は教会に居ることです。教会に居れば、神の守りを受けます。そして、助けてください、気付けるようにしてください、みこころの道にいけるようにして下さいと祈るのです。そして、神の言葉に従うのです。神からのものをとっているかどうかは、長いスパンで見た時、大きな差となってくるのです。賛美の働きにおいて、礼拝の賛美が恵まれないーと聞いた時、秋元牧師は、聖霊の語りかけを聞いたのです。今踏み出しなさいと。聞いたとき、踏み出していなければ、こうはなっていなかったのです。15年経ってみた時、こうはなっていなかったのです。

 人生の中において、神様からの良きものを受けるのです。それを、サタンが邪魔してくるということを知っておかねばなりません。人生の中で、良きものを受け、良きものの実を結ぶため、正しく目の前にあることを見分け、吟味し、良きものだけをとっていく必要があります。良きものとは、神様からのことば、約束を中心としたもの。それを受けていくということを覚えていただきたいと思います。